TORAドラ23第2回に参加させていただきました
てるさん主催のTORAドラ23に参加させていただきました。私は、贔屓球団であるスワローズ陣営として参加させていただきました。以下に指名させていただいた選手や、指名の方針などについて記載させていただきます。
まず、私が指名させていただいた選手は以下の様になります。
1 | 真鍋慧 | 内野手 | 広陵高校 |
2 | 東松快征 | 投手 | 享栄高校 |
3 | 宮崎一樹 | 外野手 | 山梨学院大学 |
4 | 松本健吾 | 投手 | トヨタ自動車 |
5 | 池田陽佑 | 投手 | 立教大学 |
6 | 木村仁 | 投手 | 九州共立大学 |
7 | 半田真太郎 | 内野手 | 健大高崎高校 |
8 | 引木翼 | 投手 | 三菱重工East |
育1 | 徳弘太陽 | 外野手 | 山梨学院高校 |
支配下8名、育成1名を指名させていただきました。
まず、今年の市場を考えた際に投手が豊富であったことから、投手は2位以降でも十分指名していけると考えたことから、1位では野手を指名させていただきました。また、村上選手の去就がわからないということもあり、数年後に中軸を打てる内野手の獲得が必要であったことから、真鍋選手の指名ということになりました。
真鍋選手は、広角に強い打球が打てることに加えて、ミート力も高いです。投げては140k超えのストレートを投げられる肩力があることから、サードで期待したいです。数年間プロで鍛え、村上選手がメジャー移籍?となるシーズンあたりから戦力になってもらいたい選手です。
2位 東松快征 投手 享栄高校
2位では、東松選手を指名させていただきました。正直、東松選手が2位まで残っていたことは驚きました。1位で真鍋選手を獲得できた際には、2位で即戦力大学生投手を指名しようと考えていました。しかし、東松選手が残っていたので、思わず取りに行ってしまいました。
東松投手の1番の武器は150k超えのストレートです。高校生左腕で150kを計測できる投手はごくわずかで、スワローズの補強ポイントである左腕ということにも合致したので指名させていただきました。高校の2学年先輩である竹山選手と切磋琢磨して頑張ってもらいたいところです。
3位 宮崎一樹 外野手 山梨学院大学
スワローズの補強ポイントの1つである右のセンター候補を指名させていただきました。塩見選手もフルで戦えるシーズンが少なく、右のセンターのポジションに適した宮崎選手を指名させていただきました。宮崎選手の武器は、足の速さと肩の強さです。また、思い切りの良いフルスイングも魅力的です。コンタクト率が上がってこれば、まさに塩見選手のような活躍も期待できるのではないでしょうか。
4位 松本健吾 投手 トヨタ自動車
やはり、今のスワローズの状況を考えると即戦力投手が必要です。松本選手は、1年目から1軍である程度の試合に先発してもらいたい投手です。7月に開催される都市対抗野球での活躍次第では1位、2位あたりも狙える選手であると思っています。
5位 池田陽佑 投手 立教大学
こちらも、先発として期待する大学生投手です。立教大学では1年生のころから主戦として先発登板してきました。150k超えのストレートは力強さを感じます。100k台のカーブ、130k台のフォーク、130k後半のカットを投げ分け、調子のよいときは相手を寄せ付けない投球ができます。
6位 木村仁 投手 九州共立大学
大学日本代表に選ばれた投手です。プロでは中継ぎとして期待したい選手です。150kのストレートとフォークが武器の投手です。代表候補合宿でもフォークで空振りを奪う場面が何度か見受けられました。スワローズの2023年シーズンは、中継ぎが苦しい状況なので、即戦力中継ぎ候補として期待したい投手です。
個人的には右の若い内野手が1人欲しかったので指名させていただきました。仙台育英の山田選手か、法政大学の今泉選手かで迷いましたが、個人的に1番推している半田選手を指名させていただきました。半田選手は体は小さいほうですが、パンチ力があり長打も期待できる選手です。また、守備力は今年の高校生二遊間でも上位にランクインする選手であると思うので、プロでも持ち前のバッティングと守備力を活かして貢献していってもらいたいです。
8位 引木翼 投手 三菱重工East
8位では社会人投手を指名しようと決めていました。当初の予定だと、王子の高島投手か、東芝の藤村投手を指名しようと考えていました。しかし、7位までの時点で先発投手を複数人確保できていたことから中継ぎ投手の指名に踏み切りました。また、6位で右の中継ぎ候補を確保できたことから、左の中継ぎ投手を指名しようと思いました。明治大の石原投手と、指名させていただいた引木投手で迷いましたが、早いうちから1軍の戦力になってくれそうな引木投手を指名することにしました。今年のスポニチ大会で観たときにこの投手プロで中継ぎを任せられるくらいいい球を投げているなと感じました。現在高卒5年目であることから、大卒投手の1学年上の投手いうことになります。スワローズの補強ポイントである、左の中継ぎというポイントにも合致すると思います。
育成1位 徳弘太陽 外野手 山梨学院高校
この選手は、冬から春にかけて急成長してきた選手であると思います。秋は下位打線でしたが、春から1番に抜擢された選手です。パンチ力があり、春の関東大会で放ったホームランは非常に驚きました。将来的に、打てる両翼の選手として期待したいです。進路についてはわかりませんが、夏の活躍次第では、支配下も狙える選手の1人であると思っています。
以上の9名を指名させていただきましたが、他にも指名したい選手が何人かいました。まず1人目は、日本体育大の松浦選手です。7位の時点で残っていたことから指名しようか非常に迷いましたが、スワローズ内野陣は左打者が多く、長岡選手、武岡選手と同級生であることからも指名することはしませんでした。2人目は、英明高校の寿賀選手です。現在は二刀流として活躍する選手ですが、プロでは外野手として期待したい選手です。パンチ力があり、コンタクト率も高く率が残せる中距離砲といった感じです。将来的には、楽天イーグルスの島内選手のような選手になってくれるのではないかと期待しています。彼も、夏の大会次第で評価が変わってくる選手であると思っています。
今回の指名は当初の予定では育成指名は2名の予定でしたが、時間の都合上1位指名で終了となりました。そこで、育成2位指名で考えていた選手が2人います。まず1人目は、駿台甲府高校の平井投手です。長身でガタイもいい右投手です。現段階で140k台後半のストレートを投げ込めることからプロで鍛えて将来的に150k超えも十分期待できる投手です。次に2人目は、関東学院大学の三宅投手です。スリークォーターから投げ込む、140k台後半のストレートは非常に力強いです。プロで鍛え上げることで、少し変則気味の中継ぎ投手として期待できるのではないかと考えています。プロ志望でなくても、今後の投球にも注目していきたいと思います(推しの投手です)。
【アマチュア野球関連雑誌】
『㊗山梨学院高校選抜優勝㊗』
第95回選抜高校野球大会は、無事4/1(土)に閉幕しました。優勝を成し遂げたのは関東地区代表の山梨学院高校でした。山梨学院高校の甲子園までの道のりや、甲子園での戦いぶりをまとめていこうと思います。
まず、秋季山梨県大会について振り返っていこうと思います。
1回戦 甲府南・上野原 15-1
2回戦 吉田 10-0
準々決勝 東海大甲府 6-5(現地観戦⚾)
準決勝 日本航空 5-2(現地観戦⚾)
【ピックアップ】準々決勝の東海大甲府戦は7回に逆転され2-5と劣勢に立たされましたが、その裏に集中打で見事に追いつき、8回に1点を勝ち越し接戦をものにしました。東海大甲府の先発田頭は制球に苦しみながらも山梨学院打線を6回までは2失点と抑えていましたが、疲労が見え始めた終盤に集中打を浴びてしまいました。山梨学院打線は中盤までは球数を多く投げさせている印象がありました(特に下位打線)。徹底された攻撃を続け、逆転された7回に一気に反撃に出ました。秋の時点では下位打線はなかなか機能せず苦しい打線と見えましたが、送りバントや徹底された攻撃で貢献し、経験豊富な上位打線で得点するというパターンでした。全体を振り返っても山梨大会で圧倒した力で勝利することはなくなんとか凌いで辛くも勝利するという展開もありました。
次に、秋季関東大会について振り返っていこうと思います。
2回戦 成田(千葉) 3-0
準々決勝 山村学園(埼玉) 9-1
準決勝 健大高崎 5-2(現地観戦⚾)
決勝 専大松戸 9-3
小玉(健大高崎)や好投手が揃う専大松戸からの勝利は見事でした。上位打線はほかの高校と比べてもいい選手が多いなと感じました。林投手、星野選手の安定した投球もあり、見事関東王者になりました。
次に、昨年11月に行われました、神宮大会について振り返っていこうと思います。
1回戦 英明 7-10(敗戦)(現地観戦⚾)
前半戦は、山梨学院ペースで5回までは4-0とリードしていました。しかし、6回に林投手が相手打線につかまり6点を奪われ、その後星野選手に継投するものの結果的に10失点をしてしまい、敗戦しました。
最後に、選抜大会について振り返っていこうと思います。
1回戦 東北(宮城) 3-1
2回戦 氷見(富山) 4-1
3回戦 光(山口)(現地観戦⚾) 7-1
準々決勝 作新学院(栃木) 12-3
準決勝 広陵(広島) 6-1
決勝 報徳学園(兵庫) 7-3
甲子園大会のMVPは、林投手でしょう。全6試合に先発し、毎試合好投を見せました。130k台後半のストレート、120k台のスライダー、100k台のカーブはコーナーに投げ分けることができ、相手打線に付け入る隙を見せませんでした。右打者に対しても、左打者に対してもインサイドとアウトサイドに投げ分け、見逃し三振を奪うというケースも多々ありました。スタミナ面に関しても申し分なく、非常にタフな好投手でした。打撃陣も昨夏を経験する、星野、岳原、高橋、佐仲、進藤は全員大会打率3割越えと存在感を見せつけました。中でも主将の進藤は.524と圧倒的な数字を残し優勝に大きく貢献しました。6試合合計39得点、10失点と投打がかみ合った大会となりました。
【プチ情報】
山梨学院高校の吉田監督の非常に珍しいのジンクス
『WBC日本代表が世界一になった年の選抜大会では、必ず決勝戦に進出する』
2006 清峰高校を率いて決勝進出 決勝戦は横浜高校に敗れ準優勝
2009 清峰高校を率いて決勝進出 決勝戦は花巻東に勝利し優勝
2023 山梨学院高校を率いて決勝進出 決勝戦は報徳学園に勝利し優勝
【2023年ドラフト候補推し5人】
今回は、ドラフト好きの私が、シーズン開幕を迎えるこの時期に推しのドラフト候補を紹介させていただければと思います。5人を厳選しましたので最後まで読んでいただけると幸いです。センバツ大会の展望についてのブログも併せて読んでいただけると幸いです。
・松本凌人(神戸国際大付属高→名城大)投手
右のサイドハンドから150kを超えるストレートが投げられる非常にロマンあふれる投手です。巨人で新人王を獲得し、侍ジャパンにも選出された大勢投手のようにサイドハンドから力強い球が投げられます。昨秋のシーズンは中継ぎ、抑えとしての起用となり、名城大のラスボスと呼ぶ人もいるほど、彼が出てくると相手チームは絶望します。横変化のスライダーも右打者のアウトコースに決まればなかなか打てない球です。また、私が彼を推す1番の要因は、マウンドでの度胸の強さです。絶対に抑えるんだという熱い闘志が感じられ見ていてワクワクします。最終学年の今期は先発としての起用も考えられますが、先発としてどのくらいアピールできるかがドラフトの順位にも関わってきそうです。ドラフト1位で入札されてもおかしくない選手だと思います。
彼の1番の武器は走力です。昨シーズンオフに行われた松山合宿では、50m走において5.95秒をマークしました。また、リードオフマンとしてチームを引っ張ることのできる選手だと感じました。初回に、先頭バッターとして安打で出塁し、盗塁を決め無死2塁のチャンスを作るという機会も多いです。最終学年では、安定したショートの守備と高打率をマークすることでさらに評価を上げ、ドラフト上位での指名を期待したいです。
・西舘勇陽(花巻東高→中央大)投手
クイック投法から150kを超えるストレートが投げられる投手です。ランナーのいない場面でもクイックから投げることで、どんな場面でも同じ投球スタイルで投げられることが彼の武器であると思います。また、相手打者もクイックで来られるとタイミングをとりずらくなり、ある意味変速フォームの投手であると言えます。東都大学野球連盟1部に所属し、春は國學院大学、青山学院大学、日本大学、亜細亜大学、駒澤大学を相手にどれだけの投球を見せてくれるか楽しみです。東都で無双するようなことがあればドラフトでもトップクラスの人気になると予想できます。
・寿賀弘都(英明高)投手、外野手
左投げ左打ちの二刀流の選手です。投手としては140k近くのストレートとスライダーを武器に三振の取れる投手です。野手としては、4番を打ち、どのコースに来ても逆らわずに率の残せる打撃ができることに加え、パンチ力も兼ね備えた魅力的な選手です。まだまだ未完成な部分も多いですが、矢澤選手のように大学を経てプロで二刀流として挑戦する姿も見てみたいです。今春開催のセンバツ大会にも出場する選手なので注目していきたいと思います。将来性に魅力を感じた推しの選手です。
・度会隆輝(横浜高→ENEOS)外野手
横浜高校から高卒でENEOSに加わり、今年入社3年目でドラフト解禁の年となります。父は東京ヤクルトスワローズでご活躍された、度会博人さんです。横浜高校時代から有名な選手であり、ENEOSに入社後も素晴らしい成績を残している選手です。昨夏に行われた都市対抗野球では、4本塁打、打率.429の成績で橋戸賞、若獅子賞、打撃賞の三冠に輝きました。高卒2年目のシーズンでこれほどの活躍を見せるとは思っていませんでした。ミート力も高く、低めの変化球もうまくすくうことができるバッティングも魅力的です。比較的若い即戦力外野手を欲する球団は度会選手に入札してくると考えられます。今期の活躍にも期待したいです。
今回は知名度の高い5名を厳選して紹介させていただきましたが、ほかにも推しの選手はたくさんいるのでまた紹介させていただければなと思います。また、これから野球シーズンとなり、多くの推しの選手を見つけていきたいと思っています。
東京ヤクルトスワローズ【育成契約選手 昨年度成績紹介🔥】
今回は、東京ヤクルトスワローズの2023年育成契約選手の2022年のイースタンリーグ公式戦の成績を紹介させていただきます。将来スワローズを支える選手になりうる選手もいるのでぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。スワローズに関するブログも併せてご覧いただけると幸いです。
まずは投手陣から紹介させていただきます。2023年育成契約を結んでいる投手は6名です。
012 : 近藤弘樹(28歳 2017楽天ドラ1)
013 : 山野太一(24歳 2020ヤクドラ2)
014 : 鈴木裕太(23歳 2018ヤクドラ6)
015 : 沼田翔平(23歳 2018巨人育ドラ3)
017 : 丸山翔太(25歳 2020ヤク育ドラ4)
019 : 下慎之介(21歳 2020ヤク育ドラ1)
続いて昨シーズンのイースタンリーグでの成績を表でまとめたものが以下になります。
登板 | 勝利 | 敗北 | 投球回 | 四死球 | 三振 | 自責点 | 防御率 | |
丸山翔 | 20 | 5 | 5 | 73.1 | 32 | 61 | 41 | 5.03 |
下 | 16 | 4 | 4 | 68.1 | 43 | 55 | 26 | 3.42 |
鈴木 | 34 | 4 | 2 | 41 | 29 | 15 | 18 | 3.95 |
沼田 | 26 | 2 | 4 | 26 | 9 | 30 | 11 | 3.81 |
山野 | 6 | 1 | 1 | 6.1 | 8 | 7 | 5 | 7.11 |
近藤 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | - |
投球回数が最も多かったのは丸山選手でした。奪三振も投球回数と同じほどの数字となっていますが、自責点が多く防御率は5.03という成績でした。25歳で迎えるシーズンは何としても結果を出したいところです。山野投手と近藤投手はケガの影響により現在育成契約となっていますが、けがが完治し万全な状態になれば支配下契約も見えてくる選手です。新加入の沼田選手は、鈴木選手と同級生の高卒5年目なのでまだまだ若さを活かしてアピールしていって欲しいです。下選手は6名の中では防御率トップですが、四死球の数は最も多いので安定した投球でさらにアピールしていって欲しいです。
次に、野手陣を紹介させていただきます。2023年育成契約を結んでいる野手は3名です。
022 : 松井聖(28歳 2020ヤク育ドラ3)
023 : 橋本星哉(23歳 2022ヤク育ドラ1)
024 : 岩田幸宏(26歳 2021ヤク育ドラ1)
続いて昨シーズンのイースタンリーグでの成績を表でまとめたものが以下になります。
試合 | 打数 | 安打 | 二塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 四死球 | 打率 | 出塁率 | |
岩田 | 81 | 213 | 55 | 8 | 0 | 22 | 15 | 13 | 0.275 | 0.319 |
松井 | 74 | 196 | 55 | 16 | 6 | 39 | 1 | 24 | 0.281 | 0.359 |
岩田選手、松井選手はともに信濃グランセローズからの入団選手です。岩田選手は俊足が武器の外野手として15盗塁に加え、打率も.275、出塁率.319と入団1年目の成績としては十分と言えます。2月18日には1軍キャンプに合流したが、合流初日に死球により骨折してしまい非常に残念でしたが、けがが治れば再びアピールを続けてくれる選手であると思います。松井選手は登録は捕手であるが打撃を評価され外野での出場が多くなっている選手。打率.281、本塁打6本とまずまずの成績であると言えます。28歳で迎える今期は支配下登録も視野にアピールを続けてほしいです。そして最後に、2022年ドラフトでは中央学院大学から橋本選手を指名しました。右投げ左打ちの打撃型捕手で、1年目からある程度の率が残せる選手であると思います。また、捕手でありながら俊足の選手で2塁打を量産できるタイプの中距離砲であると思います。1軍の捕手層が12球団トップレベルなので非常に大変ではあると思いますが、持ち前の打力でアピールしていって欲しいです。
昨シーズンは小澤選手、赤羽選手が支配下切符を勝ち取りましたが、今年もどの選手が支配下登録されるか楽しみです。個人的に橋本選手は結構推しです。
第95回 センバツ高校野球について⑩【大会展望】
今回は、第95回センバツ高校野球の展望をしていきたいと思います。前回の、ドラフト的注目選手に関するブログも併せてお楽しみいただければ幸いです。
さて、大会展望について考えていきます。上位進出が狙えると予想する10校について順位付けして紹介させていただきたいと思います。10位から1位の順に紹介させていただきます。
10位 東海大菅生高校(東京地区)
昨秋に開催された明治神宮大会でエースの日當投手が、肩の違和感の影響で緊急降板したことが非常に心配です。彼が完全体であり、ある程度試合数、球数を投げられる状態にあるならば非常に面白いチームです。守備面では、捕手の北島選手は非常に肩の強い選手であり、相手チームからしたら機動力は使いづらいと思います。日當投手、北島選手を中心として守備からリズムを作っていきたいチームです。
9位 東邦高校(東海地区)
破壊力のある打撃が売りのチームです。先頭の中村選手、中軸の眞邉選手、石川選手、南出選手、岡本選手を中心として1点でも多く積み重ねていきたいところです。エース宮國投手も非常に制球力があり、試合を作ることのできる投手です。
8位 履正社高校(近畿地区)
センターラインを守る4名がカギになってきそうです。まずは投手の増田投手(センバツ大会は背番号11で登録か?)。経験値を武器に、甲子園でも持ち前の制球力で相手打者を打ち取っていって欲しいです。捕手の坂根選手、ショートの森澤選手、センターの西選手もチームの中心として引っ張っていって欲しいです。
7位 智辯和歌山高校(近畿地区)
プロ注目のスラッガー青山選手に注目したいです。秋の公式戦ではホームラン1本、打率.273どまりでしたが、甲子園では暴れてほしいです。技巧派左腕吉川投手と、本格派右腕清水投手の2枚看板で勝ち上がって欲しいチームです。
6位 専大松戸高校(関東地区)
プロ注目本格派右腕平野投手に注目したいです。150k越えのストレートと切れのある変化球で三振の取れる投手であり、甲子園でどれだけの投球ができるか非常に注目です。攻撃陣は、3番を打つ2年生の中山選手と4番を打つ吉田選手に注目したいです。中山選手は大型遊撃手として2024年ドラフト注目選手となっていきそうです。甲子園でアピールして欲しい選手です。
5位 報徳学園高校(近畿地区)
大会No.1捕手とも言われる堀選手に注目したいです。強肩と強打に加え、秋の公式戦では6盗塁を決める走力にも注目したいです。3拍子揃った捕手として2023年ドラフト上位候補であると言えるでしょう。近畿大会決勝では大阪桐蔭に惜しくも0-1で敗れましたが、盛田投手を中心とした投手力にも注目です。
4位 沖縄尚学高校(九州地区)
選手個々の能力の高さと、攻撃のち密さに注目していきたいです。バント成功率の高さ、状況に応じたバッティングのできる打撃に注目です。中でも、秋季大会打率.676の1番を打つ知花選手は、リードオフマンとしてチームを引っ張っていってくれることでしょう。エース東恩納投手も完成度が高く神宮大会では仙台育英高校を相手に8回まで無失点に抑える投球を見せました。4位というランク付けをしましたが、十分優勝候補と言ってもよいでしょう。
3位 広陵高校(中国地区)
左のスラッガー真鍋選手に注目したいです。2017年の夏に現広島の中村選手がホームランを打ちまくってチームが勝ち進んだ時のように真鍋選手にはホームランに期待したいです。投手陣も充実しており、1年夏からエースを任されれる高尾投手と安定感抜群の倉重投手の2枚看板で上位進出して欲しいチームです。
2位 大阪桐蔭高校(近畿地区)
経験豊富なエース前田投手に注目したいです。彼が万全な状態であれば、そう簡単には打たれないでしょう。大切な試合は前田選手が先発登板してくると思われます。打撃陣も切れ目のないレベルの高い選手が多いことから、優勝候補であると言えます。
1位 仙台育英高校(東北地区)
このチームはやはり昨夏の甲子園優勝を経験している選手が多いことが強みと言えるでしょう。ハイレベルな投手陣に加え、高い守備力、攻撃力があることから、1位という順位にさせていただきました。
全体観としては、やはり今年も近畿勢が強いなという印象を受けました。今年のセンバツは関東勢も上位に食い込んでくるとより盛り上がる大会となっていきそうです。
東京ヤクルトスワローズ【2023年レフトを守るのは?】
今回は、2023年シーズンの東京ヤクルトスワローズのレフトを守る選手について考えていきたいと思います。個人的にはレフトは流動的に起用されていくと思います。主な選手の昨年度の成績をもとに考えていきたいと思います。
【主なレフト候補の2022年シーズン(1軍)の打撃成績】
試合 | 打数 | 安打 | 二塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 四死球 | 打率 | 出塁率 | |
山崎 | 118 | 378 | 88 | 12 | 2 | 37 | 10 | 26 | 0.258 | 0.309 |
青木 | 81 | 256 | 55 | 8 | 5 | 22 | 3 | 31 | 0.248 | 0.336 |
内山 | 74 | 197 | 41 | 11 | 4 | 19 | 0 | 17 | 0.232 | 0.299 |
濱田 | 73 | 148 | 29 | 5 | 6 | 14 | 0 | 6 | 0.206 | 0.238 |
丸山 | 71 | 97 | 21 | 4 | 1 | 9 | 2 | 3 | 0.233 | 0.258 |
宮本 | 66 | 134 | 29 | 6 | 1 | 8 | 0 | 13 | 0.254 | 0.331 |
荒木 | 47 | 28 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0.136 | 0.321 |
太田 | 37 | 131 | 32 | 5 | 1 | 8 | 0 | 9 | 0.271 | 0.323 |
赤羽 | 10 | 12 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0.100 | 0.182 |
松本友 | 7 | 19 | 6 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0.353 | 0.421 |
【主なレフト候補の2022年シーズン(2軍)の打撃成績】
試合 | 打数 | 安打 | 二塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 四死球 | 打率 | 出塁率 | |
松本友 | 86 | 299 | 70 | 10 | 13 | 57 | 2 | 28 | 0.262 | 0.329 |
岩田 | 81 | 213 | 55 | 8 | 0 | 22 | 15 | 13 | 0.275 | 0.319 |
赤羽 | 67 | 245 | 47 | 12 | 8 | 32 | 3 | 30 | 0.222 | 0.317 |
太田 | 59 | 191 | 49 | 13 | 1 | 25 | 1 | 12 | 0.257 | 0.299 |
丸山 | 32 | 122 | 32 | 5 | 2 | 14 | 14 | 12 | 0.299 | 0.370 |
宮本 | 16 | 50 | 16 | 2 | 0 | 8 | 1 | 6 | 0.381 | 0.440 |
濱田 | 14 | 44 | 12 | 1 | 2 | 6 | 1 | 5 | 0.308 | 0.386 |
1軍で昨年主にレフト起用された選手は青木選手と山崎選手でした。青木選手は41歳のシーズンを迎える今年も巧みな技術で安定した成績を期待したいです。しかしフル出場というわけにはいかないので若手の活躍も欠かせません。2022年の山崎選手は印象的なサヨナラ本塁打を放つなど勝負強さが光るシーズンでした。高い守備力でファインプレーをすることも多かった選手です。期待する選手としては、濱田選手です。2022年シーズンは開幕戦でいきなりホームランを放つなど、持ち前の長打力を見せました。しかし、打率、出塁率で成績を残すことができなかったので2023年シーズンは2桁本塁打&打率.250ほどの成績を期待したいです。サブ的な役割で活躍した丸山選手にも期待したいです。ルーキーイヤーの2022年シーズンでは優勝を決めるサヨナラタイムリーを放つなど終盤での勝負強さが光りました。2023年シーズンはレギュラーとしての活躍も期待したいです。そして、2023年新たにレフト争いに加わりそうなのが内山選手です。2022年シーズンは高卒2年目としては十分な成績を残しました。3年目となる今年も捕手1っ本で勝負していくと誰もが思っていたと思いますが、出場機会確保のためにもレフトに挑戦するようです。彼がレフト争いに加わることとなればさらに面白くなっていきそうです。
そして、新加入の澤井選手も楽しみな選手です。中京大中京→中京大の愛知の大砲に期待したいです。濱田選手と同級生の彼もレフト争いに加わってきてほしいです。右打者、左打者ともに様々なタイプの選手が在籍するので熾烈な争いに期待したいです。
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第95回 センバツ高校野球について⑨【ドラフト的注目選手】
今回は、第95回センバツ大会に出場する学校から、2023年ドラフトの候補選手を紹介させていただこうと思います。これを見て2023年ドラフト対象の選手について、少しでも知っていただけると嬉しいです。
まず、全体観としては今年のセンバツ大会はドラフト候補が多く出場するといった感想です。花巻東高校の佐々木選手、鹿児島城西の明瀬選手、享栄高校の東松投手などはセンバツ大会出場とはなりませんでしたが、全体的にドラフト候補が多く出場する大会になりそうです。投手→捕手→内野手→外野手の順に紹介させていただきます。
※あくまで個人的な評価(A~C)もつけさせていただきました
投手
専大松戸 | 平野 | A | 右 | 181 | 84 |
大阪桐蔭 | 前田 | A | 左 | 180 | 80 |
仙台育英 | 高橋 | B | 右 | 183 | 85 |
仙台育英 | 仁田 | B | 右 | 175 | 74 |
東北 | ハッブス | B | 右 | 188 | 85 |
健大高崎 | 小玉 | B | 右 | 174 | 70 |
東海大菅生 | 日當 | B | 右 | 190 | 105 |
東邦 | 宮國 | B | 右 | 177 | 80 |
大阪桐蔭 | 南 | B | 右 | 186 | 87 |
報徳学園 | 盛田 | B | 右 | 187 | 82 |
仙台育英 | 湯田 | C | 左 | 181 | 84 |
仙台育英 | 田中 | C | 左 | 178 | 80 |
能代松陽 | 森岡 | C | 右 | 184 | 81 |
北陸 | 友廣 | C | 右 | 185 | 78 |
大垣日大 | 山田 | C | 右 | 173 | 71 |
智弁和歌山 | 吉川 | C | 左 | 183 | 88 |
履正社 | 増田 | C | 左 | 170 | 71 |
社 | 高橋 | C | 右 | 178 | 71 |
鳥取城北 | 新庄 | C | 右 | 178 | 76 |
英明 | 寿賀 | C | 左 | 180 | 78 |
高松商業 | 大室 | C | 左 | 188 | 83 |
沖縄尚学 | 東恩納 | C | 右 | 172 | 71 |
氷見 | 青野 | C | 右 | 180 | 80 |
捕手
報徳学園 | 堀 | A | 右 | 179 | 74 |
東海大菅生 | 北島 | B | 右 | 172 | 71 |
常葉大菊川 | 鈴木 | B | 右 | 180 | 76 |
大阪桐蔭 | 南川 | B | 左 | 178 | 82 |
長崎日大 | 豊田 | B | 右 | 168 | 73 |
クラーク国際 | 麻原 | C | 右 | 180 | 78 |
仙台育英 | 尾形 | C | 左 | 181 | 84 |
専大松戸 | 吉田 | C | 右 | 171 | 78 |
履正社 | 坂根 | C | 右 | 171 | 90 |
広陵 | 真鍋 | A | 一 | 左 | 189 | 90 |
仙台育英 | 山田 | B | 遊 | 右 | 177 | 71 |
健大高崎 | 半田 | B | 二遊 | 右 | 166 | 61 |
大阪桐蔭 | 小川 | B | 遊 | 右 | 182 | 77 |
履正社 | 森澤 | B | 遊 | 左 | 170 | 70 |
沖縄尚学 | 仲田 | B | 一 | 右 | 186 | 96 |
山梨学院 | 進藤 | C | 遊 | 右 | 172 | 72 |
東邦 | 中村 | C | 二 | 右 | 173 | 70 |
報徳学園 | 竹内 | C | 遊 | 右 | 178 | 65 |
広陵 | 小林 | C | 遊 | 右 | 175 | 76 |
外野手
智弁和歌山 | 青山 | A | 右 | 184 | 87 |
山梨学院 | 岳原 | B | 左 | 187 | 85 |
二松学舎大付属 | 大矢 | B | 右 | 178 | 81 |
履正社 | 西 | B | 左 | 173 | 74 |
英明 | 寿賀 | B | 左 | 180 | 78 |
沖縄尚学 | 知花 | B | 右 | 172 | 70 |
仙台育英 | 橋本 | C | 左 | 172 | 70 |
仙台育英 | 斎藤 | C | 左 | 166 | 77 |
山梨学院 | 星野 | C | 左 | 174 | 74 |
慶應 | 丸田 | C | 左 | 176 | 73 |
広陵 | 田上 | C | 左 | 173 | 73 |
A評価をつけさせていただいたのは、専大松戸平野投手、大阪桐蔭前田投手、報徳学園堀選手、広陵真鍋選手、智弁和歌山青山選手です。全国の舞台でどれだけ実力を発揮してくれるか楽しみです。