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『㊗山梨学院高校選抜優勝㊗』

 第95回選抜高校野球大会は、無事4/1(土)に閉幕しました。優勝を成し遂げたのは関東地区代表の山梨学院高校でした。山梨学院高校の甲子園までの道のりや、甲子園での戦いぶりをまとめていこうと思います。

 

 まず、秋季山梨県大会について振り返っていこうと思います。

1回戦 甲府南・上野原 15-1

2回戦 吉田 10-0

準々決勝 東海大甲府 6-5(現地観戦⚾)

準決勝 日本航空 5-2(現地観戦⚾)

決勝 駿台甲府 10-4

【ピックアップ】準々決勝の東海大甲府戦は7回に逆転され2-5と劣勢に立たされましたが、その裏に集中打で見事に追いつき、8回に1点を勝ち越し接戦をものにしました。東海大甲府の先発田頭は制球に苦しみながらも山梨学院打線を6回までは2失点と抑えていましたが、疲労が見え始めた終盤に集中打を浴びてしまいました。山梨学院打線は中盤までは球数を多く投げさせている印象がありました(特に下位打線)。徹底された攻撃を続け、逆転された7回に一気に反撃に出ました。秋の時点では下位打線はなかなか機能せず苦しい打線と見えましたが、送りバントや徹底された攻撃で貢献し、経験豊富な上位打線で得点するというパターンでした。全体を振り返っても山梨大会で圧倒した力で勝利することはなくなんとか凌いで辛くも勝利するという展開もありました。

 

 次に、秋季関東大会について振り返っていこうと思います。

2回戦 成田(千葉) 3-0

準々決勝 山村学園(埼玉) 9-1

準決勝 健大高崎 5-2(現地観戦⚾)

決勝 専大松戸 9-3

 小玉(健大高崎)や好投手が揃う専大松戸からの勝利は見事でした。上位打線はほかの高校と比べてもいい選手が多いなと感じました。投手、星野選手の安定した投球もあり、見事関東王者になりました。

 

 次に、昨年11月に行われました、神宮大会について振り返っていこうと思います。

1回戦 英明 7-10(敗戦)(現地観戦⚾)

 前半戦は、山梨学院ペースで5回までは4-0とリードしていました。しかし、6回に投手が相手打線につかまり6点を奪われ、その後星野選手に継投するものの結果的に10失点をしてしまい、敗戦しました。

 

 最後に、選抜大会について振り返っていこうと思います。

1回戦 東北(宮城) 3-1

2回戦 氷見(富山) 4-1

3回戦 光(山口)(現地観戦⚾) 7-1

準々決勝 作新学院(栃木) 12-3

準決勝 広陵(広島) 6-1

決勝 報徳学園(兵庫) 7-3

 甲子園大会のMVPは、投手でしょう。全6試合に先発し、毎試合好投を見せました。130k台後半のストレート、120k台のスライダー、100k台のカーブはコーナーに投げ分けることができ、相手打線に付け入る隙を見せませんでした。右打者に対しても、左打者に対してもインサイドとアウトサイドに投げ分け、見逃し三振を奪うというケースも多々ありました。スタミナ面に関しても申し分なく、非常にタフな好投手でした。打撃陣も昨夏を経験する、星野岳原高橋佐仲進藤は全員大会打率3割越えと存在感を見せつけました。中でも主将の進藤は.524と圧倒的な数字を残し優勝に大きく貢献しました。6試合合計39得点、10失点と投打がかみ合った大会となりました。

 

【プチ情報】

山梨学院高校の吉田監督の非常に珍しいのジンクス

WBC日本代表が世界一になった年の選抜大会では、必ず決勝戦に進出する』

2006 清峰高校を率いて決勝進出 決勝戦横浜高校に敗れ準優勝

2009 清峰高校を率いて決勝進出 決勝戦花巻東に勝利し優勝

2023 山梨学院高校を率いて決勝進出 決勝戦報徳学園に勝利し優勝