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第95回 センバツ高校野球について⑩【大会展望】

 今回は、第95回センバツ高校野球の展望をしていきたいと思います。前回の、ドラフト的注目選手に関するブログも併せてお楽しみいただければ幸いです。

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 さて、大会展望について考えていきます。上位進出が狙えると予想する10校について順位付けして紹介させていただきたいと思います。10位から1位の順に紹介させていただきます。

10位 東海大菅生高校(東京地区)

 昨秋に開催された明治神宮大会でエースの日當投手が、肩の違和感の影響で緊急降板したことが非常に心配です。彼が完全体であり、ある程度試合数、球数を投げられる状態にあるならば非常に面白いチームです。守備面では、捕手の北島選手は非常に肩の強い選手であり、相手チームからしたら機動力は使いづらいと思います。日當投手、北島選手を中心として守備からリズムを作っていきたいチームです。

9位 東邦高校(東海地区)

 破壊力のある打撃が売りのチームです。先頭の中村選手、中軸の眞邉選手、石川選手、南出選手、岡本選手を中心として1点でも多く積み重ねていきたいところです。エース宮國投手も非常に制球力があり、試合を作ることのできる投手です。

8位 履正社高校(近畿地区)

 センターラインを守る4名がカギになってきそうです。まずは投手の増田投手(センバツ大会は背番号11で登録か?)。経験値を武器に、甲子園でも持ち前の制球力で相手打者を打ち取っていって欲しいです。捕手の坂根選手、ショートの森澤選手、センターの西選手もチームの中心として引っ張っていって欲しいです。

7位 智辯和歌山高校(近畿地区)

 プロ注目のスラッガー青山選手に注目したいです。秋の公式戦ではホームラン1本、打率.273どまりでしたが、甲子園では暴れてほしいです。技巧派左腕吉川投手と、本格派右腕清水投手の2枚看板で勝ち上がって欲しいチームです。

6位 専大松戸高校(関東地区)

 プロ注目本格派右腕平野投手に注目したいです。150k越えのストレートと切れのある変化球で三振の取れる投手であり、甲子園でどれだけの投球ができるか非常に注目です。攻撃陣は、3番を打つ2年生の中山選手と4番を打つ吉田選手に注目したいです。中山選手は大型遊撃手として2024年ドラフト注目選手となっていきそうです。甲子園でアピールして欲しい選手です。

5位 報徳学園高校(近畿地区)

 大会No.1捕手とも言われる堀選手に注目したいです。強肩と強打に加え、秋の公式戦では6盗塁を決める走力にも注目したいです。3拍子揃った捕手として2023年ドラフト上位候補であると言えるでしょう。近畿大会決勝では大阪桐蔭に惜しくも0-1で敗れましたが、盛田投手を中心とした投手力にも注目です。

4位 沖縄尚学高校(九州地区)

 選手個々の能力の高さと、攻撃のち密さに注目していきたいです。バント成功率の高さ、状況に応じたバッティングのできる打撃に注目です。中でも、秋季大会打率.676の1番を打つ知花選手は、リードオフマンとしてチームを引っ張っていってくれることでしょう。エース東恩納投手も完成度が高く神宮大会では仙台育英高校を相手に8回まで無失点に抑える投球を見せました。4位というランク付けをしましたが、十分優勝候補と言ってもよいでしょう。

3位 広陵高校(中国地区)

 左のスラッガー真鍋選手に注目したいです。2017年の夏に現広島の中村選手がホームランを打ちまくってチームが勝ち進んだ時のように真鍋選手にはホームランに期待したいです。投手陣も充実しており、1年夏からエースを任されれる高尾投手と安定感抜群の倉重投手の2枚看板で上位進出して欲しいチームです。

2位 大阪桐蔭高校(近畿地区)

 経験豊富なエース前田投手に注目したいです。彼が万全な状態であれば、そう簡単には打たれないでしょう。大切な試合は前田選手が先発登板してくると思われます。打撃陣も切れ目のないレベルの高い選手が多いことから、優勝候補であると言えます。

1位 仙台育英高校(東北地区)

 このチームはやはり昨夏の甲子園優勝を経験している選手が多いことが強みと言えるでしょう。ハイレベルな投手陣に加え、高い守備力、攻撃力があることから、1位という順位にさせていただきました。

 全体観としては、やはり今年も近畿勢が強いなという印象を受けました。今年のセンバツは関東勢も上位に食い込んでくるとより盛り上がる大会となっていきそうです。